2023年度グラミー賞 最優秀楽曲賞&ノミネート作品【10曲】
abcdefu / GAYLE
「abcdefu」は、GAYLEのデビューシングルで、現在、世界16カ国でナンバーワンを獲得しています。
すでに2020年に、セルフプロデュースで何枚かシングルをリリースしていましたが、メジャーデビューとなったのは本曲です。
TikTokやSpotifyで人気が急上昇し、デビュー曲ながらトップ3入りを果たしました。詞は、"恋人と別れた後、尊敬される元彼女であろうとして過剰に振る舞う自分"を描いています。カバーは、彼女が中指を脱臼した時に撮影したX線写真を使ったものです。タイトルの最後が"fu"で終わっているのは、"F**k U(You)"の頭文字を意味する言葉遊びです。
About Damn Time / Lizzo
「About Damn Time」は、4作目のアルバム「Special」からの第一弾シングルで、2019年の再リリース版「Truth Hurts」以来、2曲目のナンバーワン曲です。
初披露は2022年4月、彼女自身がホストを務めた「Saturday Night Live」でのパフォーマンスでした。サビ部分では、World's Famous Supreme Teamの1984年のヒット曲「Hey DJ」のピアノ演奏が使用されています。
また、ミュージックビデオでは、「ストレスとセクシー」の授業から抜け出した彼女が、スウェット姿とキラキラのジャンプスーツ姿で歌って踊るシーンが見られます。
All Too Well (10 Minute Version) / Taylor Swift
「All Too Well (10 Minute Version)」は、2012年のシングル「All Too Well」を再制作した作品です。
かつて所属していたレーベルの買収で楽曲の原盤権を失ったため、自身のバージョンを新たに制作しました。
二つのバージョンがあり、一つは2012年のシングルを再録音した約5分間の「All Too Well (Taylor's Version)」、もう一つはこれまで非公開だった真のオリジナル版で、約10分間の「All Too Well (10 Minute Version)」です。後者は、シングル用の時間調整が入る前のもので、倍の長さがあります。Billboard Hot 100でナンバーワンになった最も長い曲として、ギネス世界記録に認定されました。
As It Was / Harry Styles
「As It Was」は、3作目のアルバム「Harry's House」からの第一弾シングルです。
ヨーロッパを中心に、世界約30カ国でナンバーワンを獲得しました。Spotifyで1日に830万回ストリーミング再生され、"24時間で最も多く再生された男性アーティスト曲"として、ギネス世界記録に認定されています。曲の冒頭のセリフは、彼の名付け娘Ruby(5歳)によるものです。
従来のロック志向から、ギター主導のシンセポップやニューウェーブに移行し、Depeche ModeやA-haの影響を強く受けた作品、と言われています。
Bad Habit / Steve Lacy
「Bad Habit」は、2作目のソロアルバム「Gemini Rights」からの第二弾シングルで、2022年7月16日に初めて100位にランクイン後ゆっくりと上昇を続け、2022年10月8日ついにナンバーワンを獲得しました。
アルバムのタイトルはバーでほろ酔い気分の時に思いついたもので、アルバムの90%は彼自身がプロデュースした作品です。ミュージックビデオでは、前曲「Mercury」と同じ衣装を着て、何もないスペースを動き回る様子が描かれています。
本曲は、Ed Sheeranの「Bad Habit(s)」とは別の曲です。
Break My Soul / Beyonce
「Break My Soul」は、7作目のアルバム「Renaissance」からの第一弾シングルで、詞は彼女とJay-Zによるものです。
アルバムリリースのタイミングでランクアップし、ついにナンバーワンを獲得しました。
曲は、Big Freediaの「Explode」、Robin S.の「Show Me Love」をサンプリングしており、特に後者の影響で、ハウス要素の強いダンスポップに仕上がっています。Beyonceはこれで、ソロとして20曲目、グループとして10曲目のトップ10入りを果たしました。これは、Paul McCartney、Michael Jacksonに続く3人目の記録です。
Easy On Me / Adele
「Easy On Me」は、4作目のアルバム「30」からのシングル第一弾で、彼女にとって5年ぶりのシングルです。
プロデュースは、前作「25」と同様、Greg Kurstinが手がけました。曲は、終始ピアノ・バラードの伴奏が奏でられ、詞は、まだ9歳の実の息子に、離婚のことを説明しつつ、自分に優しくほしいと願う様子を歌っています。
ミュージックビデオは、ヒット曲「Hello」と同じくカナダで撮影され、その時と同じセットが使用されました。ヨーロッパを中心に25カ国以上でナンバーワンを獲得し、世界的ヒットを記録しています。
God Did / DJ Khaled featuring Rick Ross, Lil Wayne, Jay-Z, John Legend and Fridayy
「God Did」は、DJ Khaledの13作目のアルバム「God Did」の収録曲で、Rick Ross、Lil Wayne、Jay-Z、John Legend、Fridayyらとのコラボ作品です。
DJ Khaledは、本アルバムのプロモーションの最中、Jay-Zに対して「私のアイドルだ」と公式に謝意を表明しました。
YouTubeの公式オーディオでは、アルバムのジャケットと同じDJ Khaledの写真が静止画で表示され、目から涙が流れ落ちる効果が施されています。アルバムからは第一弾シングルとしてDrake、Lil Babyとの「Staying Alive」がヒットしましたが、ノミネートされたのはシングルではない本曲です。
The Heart Part 5 / Kendrick Lamar
「The Heart Part 5」は、5作目のアルバム「Mr. Morale & the Big Steppers」のサプライズリリースに先行して、リリースされたプロモーション用シングルです。
2010年からシリーズ化されている「The Heart」シリーズの第5弾で、前作は2017年でした。
ミュージックビデオでは、赤い壁の前で歌うKendrick Lamarがディープフェイク技術により、O. J. Simpson、Kanye West、Will Smithらに変わっていきます。ディープフェイクを手がけたのは、「サウスパーク」でおなじみのTrey ParkerとMatt Stoneのスタジオ "Deep Voodoo" です。
Just Like That / Bonnie Raitt
「Just Like That」は、18作目のアルバム「Just Like That...」の収録曲で、Bonnie Raitt本人が作詞・作曲を手がけた作品です。
本アルバムは、2016年の前作「Dig In Deep」以来、6年ぶりのリリースで、フォークアルバムチャート、ブルースアルバムチャートでナンバーワンを獲得しました。アルバムからは「Made Up Mind」がシングルカットされていますが、本曲はシングル化されていません。
YouTubeでは歌詞付きビデオが公開されており、2023年1月時点で11万回の再生回数を記録しています。
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