2023年度グラミー賞　最優秀新人賞アーティスト

Anitta（本名：Larissa de Macedo Machado、1993年3月30日生）

Anittaは、ブラジルのラテンポップシンガーで、本国でのデビューは2012年です。2019年のアルバム「Kisses」よりマルチリンガルのアルバムとなり、2022年の最新作「Versions Of Me」では4言語で歌っています。すでに、Madonna、Snoop Dogg、Akon、Miley Cyrus、Missy Elliott、Black Eyed Peasら多数の著名アーティストとコラボした実績があります。

2021年のシングル「Envolver」は、アメリカでも大ヒットしました。

Omar Apollo（本名：Omar Apolonio Velasco、1997年5月20日生）

Omar Apolloは、アメリカ合衆国インディアナ州生まれのシンガーで、両親はともにメキシコからの移民です。その影響で、英語とスペイン語の両方で歌っています。2022年リリースのデビューアルバム「Ivory」がヒットし、その中からすでに8つの収録曲がシングル化されています。

中でも「Evergreen (You Didn't Deserve Me at All)」は、最初にTikTokでブームとなってシングル化された、最大のヒット曲です。

Domi and JD Beck（DomiとJD Beckのデュオ、2018年結成）

Domi and JD Beckは、フランス人のキーボード奏者Domi Lounaと、アメリカ人のドラマーJD Beckのジャズ・デュオです。2018年に結成したばかりのデュオですが、デビューアルバム「Not Tight」ではすでに、Anderson .Paak、Herbie Hancock、Snoop Dogg、Busta Rhymesら有名アーティストとコラボしています。

因みに、Silk Sonicのヒット曲「Skate」は、彼らとの共作です。

Muni Long（本名：Priscilla Renea Hamilton、1988年9月14日生）

Muni Longは、アメリカ合衆国フロリダ州出身のR&Bシンガーで、名前は「マネー・ロング（Money Long）」と発音します。2009年にソロデビューしていますが、その後10年間は楽曲提供に専念しました。代表作として、Pitbull featuring Keshaの「Timber」やRihannaの「California King Bed」などがあります。

2018年にソロアーティストとして復活。2022年には「Hrs and Hrs」がヒットしました。

Samara Joy（本名：Samara Joy McLendon、1999年11月11日生）

Samara Joyは、アメリカ合衆国ニューヨーク生まれのジャズシンガーで、「サラ・ヴォーン国際ジャズ・ボーカル・コンペティション」の2019年の優勝者です。2022年にリリースされた2作目のアルバム「Linger Awhile」では、ジャズドラマーのKenny Washington、ジャズピアニストのBen Patersonを迎えるなど、注目を集めました。

その結果、グラミー賞のジャズ・アルバム部門にもノミネートされています。

Latto（本名：Alyssa Michelle Stephens、1998年12月22日生）

Lattoは、アメリカ合衆国アトランタ生まれのラッパーです。当初はMulatto名義で音楽活動をしていましたが、2021年からステージ名をLattoに変更しました。その年リリースされたシングル「Big Energy」が大ヒット。2022年の年間チャートでは、7位を記録しています。Mariah Carey、DJ Khaledとのリミックス盤も話題になりました。

Lattoになってから初のアルバム「777」も、2022年にリリースされています。

Maneskin（Damiano David、Victoria De Angelis、Thomas Raggi、Ethan Torchioの4人組、2016年結成）

Maneskinは、イタリアのローマで結成されたロックバンドで、イタリア版「X Factor」で準優勝を果たし、一気に知名度が向上しました。その際に番組内で披露した、The Four Seasonsの「Beggin'」のカバーが後にリリースされ、アメリカで大ヒットしました。世界的には、2021年の「Zitti e buoni」も大ヒット曲です。

2023年1月に、3作目のアルバム「Rush!」がリリースされたばかりです。

Maneskin（Damiano David、Victoria De Angelis、Thomas Raggi、Ethan Torchioの4人組、2016年結成）

Maneskinは、イタリアのローマで結成されたロックバンドで、イタリア版「X Factor」で準優勝を果たし、一気に知名度が向上しました。その際に番組内で披露した、The Four Seasonsの「Beggin'」のカバーが後にリリースされ、アメリカで大ヒットしました。世界的には、2021年の「Zitti e buoni」も大ヒット曲です。

2023年1月に、3作目のアルバム「Rush!」がリリースされたばかりです。

Wet Leg（Rhian Teasdale、Hester Chambersの女性デュオ、2019年結成）

Wet Legは、イギリスのワイト島出身のインディーロックバンドで、バンド名の由来は、"絵文字を使ってバンド名を作るゲーム"から得た名前、と話しています。2021年に「Chaise Longue」でデビュー。2022年リリースのセルフタイトルのデビューアルバムは、イギリスでナンバーワンを獲得し、アメリカでも14位のヒットを記録しました。

2023年には、Harry Stylesのツアーにも参加予定です。

Molly Tuttle（本名：Molly Rose Tuttle、1993年1月14日生）

Molly Tuttleは、アメリカ合衆国サンタクララ生まれのブルーグラス・アーティストです。アーティストとしてのキャリアは長く、2006年に音楽活動を開始すると、2014年には女性だけのブルーグラス・バンドGoodbye Girlsに所属。2017年にソロデビューを果たし、2019年にはアルバム「When You're Ready」をリリースしました。

最新アルバムは「Crooked Tree」で、デラックス盤が目下ヒット中です。