1981年の洋楽アルバムランキングTOP10【解説付き】

本アルバムのタイトルは、ハイファイ（Hi-Fi：High Fidelityの略）の言葉遊びで、ジャケットには不貞行為（sexual indelity）らしきシーンが描かれています。REO Speedwagonにとって初のナンバーワン曲となった「Keep On Loving You」が収録されています。

息子Seanの子育てが終わったJohnが、５年ぶりにリリースしたアルバムで、妻Yokoとの共同制作です。発売開始からわずか３週間後、Johnは自宅前で凶弾に倒れました。彼亡き後、1982年に行われた第24回グラミー賞では、最優秀アルバム賞を受賞しました。

カントリー界の大御所Kenny Rogersのベストアルバム第二弾で、９曲ものヒットシングルが収録されています。２曲の新曲のうち、Lionel Richieが手掛けた「Lady」は第一弾シングルとしてリリースされ、Kenny最大のヒット曲となりました。

ハイトーンボイスで有名なChristopher Crossのデビューアルバムです。1981年に行われた第23回グラミー賞では、最優秀アルバム賞だけでなく、収録シングル「Sailing」も対象となり、全５部門を受賞しました。グラミー主要４部門総なめは史上初です。

タイトルの「Crimes Of Passion」は、日本語で「衝動的な犯行」という意味です。1981年に行われた第23回グラミー賞では、最優秀女性ロックボーカルパフォーマンス部門で初受賞しました。以後1984年まで、同じ賞を四回連続で受賞しています。

シカゴ・パラダイス・シアターを舞台に架空の物語を描いた、コンセプト・アルバムです。アメリカの1970年代から1980年代にかけての時代の変遷を表現しています。収録曲では、「The Best Of Time」「Too Much Time On My Hands」がヒットしました。

Bon Scottの死後、残されたメンバーは解散を考えていましたが、新たなリードボーカルとしてBrian Johnsonを迎え入れ、本アルバムを制作しました。2020年現在、全世界で約5,000万枚のセールスを記録し、世界で最も売れたアルバムの一つと評されています。

Hall and Oatesの1980年代前半の活躍は目覚ましく、リリースした４枚のアルバムからは、必ずナンバーワン曲が誕生しています。本アルバムでは「Kiss On My List」が、また「Every Time You Go Away」はPaul Youngのカバーが、ナンバーワンとなりました。

タイトルは造語で、大阪弁を基にしたという説がありますが、公式には不明です。インストゥルメンタル曲が２曲収録されています。1982年の第24回グラミー賞では、アルバム収録曲で、最優秀ロックインストゥルメンタルパフォーマンスなど二部門を受賞しました。

当初は「The Ties That Bind」というタイトルでリリース予定でしたが、Bruceが音楽で大切にしている統一性や概念的強度が不足しているという理由から、延期になりました。結局足掛け一年で二枚組としてリリースし、初のナンバーワンを記録しました。