2016年の洋楽アルバムランキングTOP10【解説付き】

前作から約５年ぶりながら、再び年間第１位に返り咲いた作品です。タイトルも前作同様、彼女の当時の年齢が由来です。2017年の第59回グラミー賞では、最優秀アルバム賞、最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞など、主要三部門を含む五部門を受賞しました。

本作は、西インド、西アフリカの音楽の影響を受けており、ダンスホール・レゲエ、Ｒ＆Ｂ、トラップ、アフロビートなど様々なジャンルを取り込んでいます。カバーは、Drakeの生まれ故郷トロントにあるＣＮタワーのてっぺんに、彼が座っている様子です。

Justin Bieberのアルバム第４弾で、デラックス版やiTunes版では、各々NasやAriana Grandeともコラボしています。シングル４曲のうち３曲がナンバーワン、さらに「Love Yourself」「Sorry」が各々年間チャートで１位、２位となる快挙を果たしました。

前作に続き年間トップ10入りを果たした作品で、アルバム全体が連作になっています。彼女の感情が映し出され、夫Jay-Zの不貞行為についても歌っています。2017年の第59回グラミー賞では、最優秀アーバン・コンテンポラリーアルバム賞など二部門を受賞しました。

本作は、世界的ヒット作で、日本のオリコンでも８位にランクインしました。タイトルは当初「R8」でしたが、後に「Anti（アンチ）」に変わりました。タイトルには、様々な物事に反対する行為や、自身の本能に従って大衆に反する行為という意が込められています。

タイトルの造語は、彼らが創造したキャラクターの名前です。前作の「Vessel」同様、ヒップホップ、ロック、レゲエ、インディーズなど幅広いジャンルの影響を受けています。シングルの「Stressed Out」も、年間チャートで５位を記録する大ヒットとなりました。

The SteelDriversやThe Jompson Brothersというバンドでリードボーカルを務めてきたChris Stapletonでしたが、本アルバムでソロデビューを果たしました。2016年の第58回グラミー賞では、最優秀カントリーアルバム賞など二部門を受賞しました。

デビューから５作連続で年間トップ10入りを果たし、本作を最後にバンドは活動休止に入りました。メンバーは本作が最後と認識した上で、レコーディングに臨んだと言われています。本作からは「Drag Me Down」と「Perfect」がトップ10ヒットを記録しました。

The Weekndのアルバム第二弾で、Ed Sheeran、Kanye West、Lana Del Reyら豪華アーティストとコラボしています。2016年の第58回グラミー賞では、最優秀アーバン・コンテンポラリーアルバム賞など二部門を受賞しました。

「Hamilton」は、アメリカ合衆国の建国の父と言われるAlexander Hamiltonの伝記を基に作られたミュージカルで、本作はそのステージ楽曲を集めたアルバムです。2016年の第58回グラミー賞では、最優秀ミュージカル・ショー・アルバム賞を受賞しました。