2018年の洋楽アルバムランキングTOP10【解説付き】

Taylor Swiftのアルバム第六弾で、これでデビューから六作連続で年間トップ10入りを果たしました。本作は、二つの大きなテーマを基に作られており、一つは、メディアの過剰なゴシップ、もう一つは、激動の中で愛を探すことがテーマになっています。

Drakeのアルバム第５弾で、ラップ指向とＲ＆Ｂ指向の二枚組です。本作からは７曲がシングルカットされ、そのうち「God's Plan」は年間１位、「In My Feelings」は年間９位を記録しました。2019年の第61回グラミー賞では、最優秀ラップ楽曲賞を受賞しています。

Post Maloneのアルバム第二弾で、前作と同時に年間トップ10入りを果たしました。ゲストとして、Swae Lee、21 Savage、Nicki Minajらが参加しています。Billboard Top 100の20位以内に、収録曲が９曲同時にランクインする新記録を打ち立てました。

大ヒット映画「グレイテスト・ショーマン」のサウンドトラックです。収録曲の「This Is Me」は、日本でもヒットし、日本語カバー版まで登場しました。2019年の第61回グラミー賞では、最優秀編集サウンドトラック・アルバム賞を受賞しました。

前年に続き、二年連続で年間トップ10入りを果たした作品です。彼は、2015年の末から約一年間活動を休止しましたが、実際にはこの間、アルバム制作にも時間を費やしていました。2017年には、610万枚を売り上げ、同年世界で最も売れたアルバムと評されています。

Cardi Bのデビューアルバムで、ゲストとして、Migos、Kehlani、21 Savageらが参加しています。特に、J Balvin、Bad Bunnyとコラボした「I Like It」は、年間７位を記録しています。2019年の第61回グラミー賞では、最優秀ラップアルバム賞を受賞しました。

Travis Scottのアルバム第三弾で、タイトルは、彼の生まれ故郷であるヒューストンにかつてあったテーマパーク「Six Flags AstroWorld」が由来です。本人曰く、本作では「子供からアミューズメントパークを取り上げるようなサウンド」を目指したとのことです。

前年に続き、二年連続で年間トップ10入りを果たした作品です。ゲストとして、Justin Bieber、Kehlani、Quavoらが参加しています。なかでも、Quavoとの楽曲「Congratulations」は年間10位を記録し、2020年時点でPost Malone最大のヒット曲と言われています。

本アルバムのリリースは2018年3月でしたが、同年6月、XXXTENTACIONは銃弾に倒れ、本作は生前最後のアルバムとなりました。彼の死後にリリースされたデラックス版では、ゲーム音楽で有名な作曲家、下村陽子のピアノ演奏曲「Nocturne」が収録されています。

Migosのアルバム第三弾で、ヒットした前作「Culture」の続編として制作されました。ゲストとして、21 Savage、Drake、Travis Scott、Ty Dolla Sign、Nicki Minaj, Cardi B、Post Maloneらの超豪華メンバー、プロデュースとして、Kanye Westらが参加しています。